「これからマインドフルネスをやってみたい人に向けて一言!」-マインドフルネスのプロ達が語るマインドフルネス- Zen2.0&Wisdom2.0直前企画 -#4

マインドフルネスの2大国際カンファレンス、Zen2.0Wisdom2.0の応援企画として始まったこちらの「マインドフルネスのプロたちが語る」シリーズも今回が最終回です。

▼過去の記事はこちら
#1 マインドフルネスとは?
#2 いつどうやって実践してる?
#3  ぶっちゃけマインドフルネスになれない時ってある?

今回のテーマは「これからマインドフルネスをやってみたい人に一言!」です。「何から始めたら良いですかね?」もよく聞かれる質問の一つ。
そのヒントや心構えがきっと見つかることでしょう。

もくじ

まずは、深呼吸から

マインドフルネスって難しそう?いえいえ、まずは深呼吸からでOK。”今ここ”にいる自分に意識を向けて、”今ここ”の空気を味わえば、すぐにマインドフルネスになれますよ。食べる前や自然の中だとさらに五感をフル活用しやすいのでオススメです。

“食べ始める前に一度深呼吸してみましょう。”
ももえさん (ZenEating代表・Zen2.0 Speaker)

“難しく考えずに2.3分深呼吸することからはじめて見てください。
あとはヨガやストレッチもオススメです。ヨガに慣れない人はストレッチしてから呼吸してみましょう。”

小林 亜希子さん (マインドフルネス心理臨床センター代表)

”海か森で深呼吸してみよう”
山下 悠一さん (株式会社ヒューマンポテンシャルラボ 代表取締役CEO)

“全然特別じゃ無くて当たり前にやっていること、例えば生まれてからずっとやってる呼吸とか。そういうものに目を向けると当たり前なことも違ってみえてくる。”
岩濱 サラさん (MindfulLife×ワーケーションThinkSpace代表)

マインドフルネスは魔法の薬じゃない

マインドフルネスは実践すれば、集中力が上がる?イライラしない?
そんな短絡的なものでは無い、というのは前回の記事でもお伝えした通り。だからこそ、実践を重ねていくことでまた違う気づきが得られるものです。

“頭で考えたり本を読んだりするのも良いですが、体感してみるのが良いですね。
分かったつもりでも体験すると自分が感覚を疎かにしていることに気付いた。
瞑想を続けていたある日、とても晴れていて気持ちがいい朝だったのに、彼氏からの連絡が無くてイライラしている自分に気付いてハッとした。そんなこともありました。”

明石 聖子さん (マインドフルネストレーナー|アカシックリーダー)

“マインドフルネスにとらわれないことが大事です。とらわれるとマインドフルネスから離れちゃうかもよ。
最初からマインドフルでいようとしなくて良い。両極を体験しているから中庸がある。
マインドフルでいられなくなることを恐れずにあなたのとってのマインドフルネスを探究してください。”

むろき 優理さん (株式会社ヒューマンポテンシャルラボ Source-PRD / Heart&Spirit Keeper)

でもワクワクもするし、幸福度も上がる

マインドフルネスを実践すると、脳に気質的な変化が見られたという研究結果も。呼吸一つで始められて、自分に変化を起こせるってワクワクしますよね!

“やってみたいと思ってる時点で、もう…ね!
脳の可塑性、脳が物理的に変化するってワクワクするよね!”

木村 智浩さん (株式会社ガイアックス  チーフカルチャーオフィサー)

”やるとやらないとでは世界の見え方が変わります。日常の些細なことで幸福になれる!安上がりで幸福体験ができます。呼吸一つで体験できますから。”
柏原 里美さん (JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)出版事業本部 編集第一部長/アクティブ・ブック・ダイアローグ®️認定ファシリテーター)

気軽に、とにかく体験してみよう

マインドフルネスはなぜ良いのか?なんのことなのか?理解することも大切。でも考えるより、まずは体験してみて、ください。その後、理論を理解して、自分に合う方法を探して・・・と繰り返していくと、楽しく深められると思います。“Don’t think, feel. Just do it.”

“こだわらずに気軽に!実践している近くの人に相談したりすると良いのでは?トレイルランなども良いですよ。”
宍戸 幹央さん (一般社団法人 ZEN2.0共同代表理事・鎌倉マインドフルネス・ラボ株式会社 代表取締役)

“言葉やそういうのに惑わされないで、普通に暮らす中で心を込めて歩くとか、そっと戸を閉めるとか、そういうこと。思いやりを持って生きることから。まず、自分に対して。そういうところから始めたらいいんじゃないかな。”
HIKO KONAMIさん (サウンドバスヒーラー)

“難しく考えないで欲しい。美味しいと感じる時でいい。”
小笠原 和葉さん (ボディーワーカー・一般社団法人 OurDynamics 代表理事)

“Don’t think, feel. Just do it.
お砂糖舐めたことない人にお砂糖の構造を話すより、ちょっと舐めてもらってからの方が分かりやすいですから。”

中村 悟さん (にこフル/さすらいのマインドフルネス・メッセンジャー)

マインドフルネスは特別なことでは無い。日常を込めて

いかがでしたでしょうか?なんの道具もいらず、深呼吸から気軽に始められる。でも知れば知るほど、実践すればするほど、探究したくなる。そんなマインドフルネスの面白さがこの4回シリーズで伝わっていると嬉しいです。

マインドフルネスって何?という方はこちらのマガジンの気になる記事から是非読んでみてくださいね!

マインドフルネスって何?

今回協力いただいたMindful.jpファミリーの方々の活動や考えていることをもっと知りたい、という方はこのアドベントカレンダーもチェックしてみてください。

アドベントカレンダー2020

あなたのマインドフルネスライフがより一層、輝きますように・・・。

(文:Mindful.jp編集長 松元絢)

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