毎年、マインドフルネスにまつわる方々が、1日1記事をリレー形式で投稿するマインドフルネス・アドベント・カレンダー企画。3年目となる今年は、少し趣向を変えて、対談動画形式でお届けします。
毎日一名の話し手が、マインドフルネス・リスニングされながら、どんなお話が飛び出すのか・・・?翌日は、聴き手と話し手の役割をスイッチ。ラジオ感覚でお楽しみください。
もくじ
勉強を教えない、ドロドロを吐き出せる教室で、保護者にも変化が・・・
今回の話し手は、かえつ有明中・高等学校 副校長の佐野 和之さん。
最近よく耳にするようになった「SEL教育(Social Emotional Learning)」に取り組んでいます。
「勉強を教えないクラス」で、結果的に、有名大受験にチャレンジし合格する生徒、起業家の道に進む生徒を輩出。
教室で、職員室で、家庭で・・・一体、なにが起こっているのか・・・?
この動画の見どころ
- 「教員、SELの研修や、教育者のためのマインドフルネス研修をやっています」
- 「いつになったら勉強教えるんだ?!」という親に「そういうことはしないクラスです」と言って返す
- 子供たちにやってもらうワークをまず自分(先生)達でやった、ドロドロしたものや相手に対しての嫌な気持ちも全部吐き出す
- 保護者が子供の変容ぶりに「学校でどんなことをやっているのか、私たちも学びたい」と。
- 保護者が気づくぐらいの変容は、だいたい高校一年の夏に始まる
- 身体は知っている。体を柔らかく。触覚で感知しあっている子供たち
話し手プロフィール
佐野 和之
マインドフルな先生
かえつ有明中・高等学校にて「学ぶことの喜び」を追究する新クラスを立ち上げ、NVCやU理論、学習する組織、マインドフルネスなどをベースに、自身の内面に意識を向け感情やニーズに自覚的になること、内省的な対話を通じて多様な価値観への理解を深めることを中心においた学びの場を展開している。
一般社団法人ZERONEA共同代表
主催・共催しているプログラム
・教育者のためのマインドフルネス会
・探究する教育者向けのSEL(社会性と情動の学習)
・チームを考える学校
・教師を目指す大学生、大学院生のためのオンラインカフェ
・小学生と保護者のための思考力講座