お肌に挨拶-私のマインドフルネス的 美容・健康vol.3

この連載はMindful.jpメンバーが、今ここ” の自分を慈しみながら、美容・健康を楽しむ時間を綴ります。

こんにちは、Mindful.jp編集部の千夏です。
前回はぺデイキュアについての記事を書きました。先日、新しい色のマニュキュアを購入し、選ぶ楽しみが増えたところです。

ぺデイキュアを塗るということ-私のマインドフルネス的 美容・健康vol.1-

さて、今回は私のお肌との付き合い方について書いてみようと思います。

もくじ

朝起きて、お肌に挨拶

皆さんは、お肌に挨拶をしていますか?
ん?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

私は、朝起きて最初に鏡の前に立つとき、顔に触れて

「おはよう、今日の調子はどう?」
「調子よさそう!きれいだね」
「乾燥して何だか赤いねー昨日の花粉のせいかな」
「今日もよろしくね」

とお肌に声をかけています。
これが、私の習慣「お肌に挨拶」です。

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ボロボロ肌に悩んだ過去

日によって調子の変化はあるけれど、今、私は自分の肌が好きです。ですが、数年前までは全く違いました。

小学校高学年から思春期には、顔中のニキビに悩みました。いろいろな化粧品を試しましたが、良くならず。ニキビやニキビ跡を、何とかしてファンデーションで隠そうとしていました。周りのお肌がきれいな子たちを、心の底から羨ましく思うこともありました。

大人になってからも、夜勤のある生活の中で顎から首にかけて、たくさんできるニキビに悩んでいました。夜勤のたびに増えていき、しばらくして治り、治ったら夜勤でニキビができる。その繰り返しでした。

「自分はきれいな肌とは無縁だな」、そう思っていました。当時は、お肌に声をかけるなんて考えたこともありませんでした。鏡を見てはため息をつき、鏡を見る回数自体も少なかった気がします。

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そんな私の肌にも、転職をして夜勤や通勤の負荷が減り、生活習慣が整ったことで、変化の兆しが現れました。
少しずつニキビが治り、ニキビ跡も薄くなってきたのです。
本当に嬉しかったし、「肌は生きていて生まれ変わるんだ」ということを実感しました。その頃から、肌が変わっていくことが嬉しくて、鏡を見る回数も増えていきました。

聞き逃していた、肌からの声

その後、お肌に声をかけるようになったのは、肌の機能や役割、体の状態によるニキビができる場所の違いについて知ったからでした。

-お肌は排泄器官でもあった

肌にはたくさんの役割があります。
例えば、外的刺激から体内を守るバリア機能や、触覚や温度などを伝える感覚を機能。
そして、排泄器官としての機能もあるのです。皮膚は人体最大の排泄器官で、汗腺や脂腺といった小さな穴から汗や脂として老廃物を外に出してくれています。

つまり不要なものを体の外に出して、体を守ろう。そんな働きで、ニキビや吹き出物が出現することもあるのです。

-ニキビができる場所から分かること

ニキビはできる箇所や部位によって特徴があります。

例えば、私が悩んでいた、顎から首にかけてのニキビは、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモン優位な状態になると出やすい、と言われています。夜勤の緊張、生活リズムの乱れ、もともとも責任感の強い性格も相まって、男性ホルモン優位になっていたのでしょう。

つまりお肌の状態は、体からのサインを現す声、ということです。
私の場合は、「ねぇ!頑張りすぎてない?体と心にアクセルがかかりすぎだよ、少し休んで。」こんな感じだったのでしょうか。
「にっくき肌荒れ!!」と鏡を見ては、ため息をついた当時の私は、お肌からの声を完全に聞き逃していました。

教えてくれて、守ってくれてありがとう

あの時、顎にあんなにニキビができていたのは、そういうことだったんだ!
それに気が付いたとき、「ありがとう。教えていてくれたのに気が付かなかったよ。ごめんなさい。」そんなふうに思いました。

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それからは、鏡を見ることに加えて、今日の調子はどうですか?とお肌に声を掛けるようになりました。もちろん、お肌の調子が悪い日もあります。そんな時は、昨日なにかあったかな?最近体調どうかな?と振り返るようにしています。

体の機能って知れば知るほど、素晴らしい。お肌の状態は、いまの私を教えてくれている。
そう思うと、不調をただ嫌がるのではなく、体を労わるきっかけにできると思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
画面から目を離したら、鏡を見てみませんか。
そして、お肌に手を当てて聞いてみて下さい
「こんにちは、調子はどう?」

お肌はあなたに、なんて言っているでしょうか。
良かったら、教えて下さいね。

(文・Mindful.jp編集部 千夏)

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