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2022年は"温かさとつながり"のマインドフルネスへ。
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2022年は"温かさとつながり"のマインドフルネスへ。

明けましておめでとうございます。
Mindful.jp編集長のあやぱんこと松元絢です。
本年も、「マインドフルネスを私たちの日常に」すべくMindful.jpとして様々な発信をしていけたらと思います。

2021年、マインドフルネスは開かれたものに。

約一年前に書いた記事で、日本のマインドフルネスの影の部分として、多様性の無さを問題に挙げました。2021年では一部の意識高い系の人たちのものから、より開かれたものになったのでは無いかと思います。

2020年末に公開されたディスニー映画「ソウルフルワールド」では「マインドフルネス」的な世界観が描かれていました。ムーブメントになった「セルフラブ」という言葉は、マインドフルネスとコインの裏と表と言われるセルフコンパッションとも近しい概念と思われます。

資生堂の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」ではメディテーション体験「Inner Beauty Charge」(インナー・ビューティー・チャージ)のメニューを4つのコースにリニューアルし、より一人一人のその時の心の状態に合わせたコースを選択できるようになりました。


以前から、iPhoneのヘルスケアを記録する項目には「マインドフルネス」がありましたが、さらにアップデートで集中モード(※)にも「マインドフルネス」が加わりました。

(※)何かに集中する必要があるとき、またはiPhoneから離れる必要があるときに集中モードを使用すると、一時的にすべての通知が知らされないようにするか、特定の通知(行っている作業に合った通知など)のみを許可して、ほかの人やAppに自分が忙しいことを知らせることができます。

iPhoneで集中モードを設定する - Apple サポート (日本)より
iPhoneの集中モード設定画面。「読書」や「運転」よりも「マインドフルネス」が上部にあり、それだけ頻度高く行うものとして、考えられていると推測できる。

いつもカタログが素敵な通信販売のフェリシモの手作りキットの広告では、マインドフルネスを学ぶことが目的ではなく、「ときめく」と同等に「マインドフルネスでハッピーになること」を目的とした手作りの提案がなされていました。

「マインドフルネス」でハピハピ(ハッピー)になろう、そのために夢中になれる"かごの手作り"をしよう、という提案。
※時間を忘れるほど没頭することがマインドフルネスかというと賛否分かれる。

無意識に求められている冷たいマインドフルネス。

上記で見てきたように、「マインドフルネス?スピリチュアル?」というなんだか分からないものの時代から、「マインドフルネスって瞑想?意識高いビジネス系の人がやるものでしょ?」というイメージの時代を経て、2021年はいよいよ一般の方に向けて開かれたものになりました。

しかし、その中で私が感じていることは、度重なる緊急事態宣言やテレワークの継続、リアルなコミュニケーション機会の減少などから起こるストレスや不安、怒り、無力感などの感情を「感じたくない」「無になりたい」という欲求からマインドフルネスを求めている人が増えているのでは無いか、という懸念です。

以前、アメリカでのマインドフルネスの軍事利用(注1)が話題になりました。マインドフルネスをストレスケアとして実施するのではなく、ストレスや罪悪感を感じずに戦闘を行うための精神的武装としてマインドフルネスを利用する、ということです。

マインドフルネスは「"今ここ"に意識を向け、評価・判断を加えず、あるがままに気づいている状態」です。
マインドフルネスの練習を重ね、鍛えることで、自分の感情を冷静に眺められるようになってきます。また、自分の価値観に囚われずに物をみられるようになってきます。意識的に苦しみから距離を置くことができるようになるのは、マインドフルネスを実践する大きなメリットです。
しかし、使い方によっては「自分に立ち上がってくる感情を無視する」「自分の価値観を放棄する」ことに繋がりかねません。

ここ数年のパンデミックの影響で「外部環境に左右されず、穏やかに生きたい」と願う方も増えたでしょう。自分で自分のストレスケアをできるようになりたい、と始めたマインドフルネスで「マインドフルネスをしていると楽だ」と感じられた方の中には「自分の辛い感情を感じずに済むから良い」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは強い心というより「冷たい」と感じませんか?「孤独」と感じませんか?

選択や考え方は人それぞれです。上記のようなマインドフルネスの"使い方"で良いという方もいらっしゃるでしょう。しかし、私がこのウェブサイト「Mindful.jp」で日常にしたかったのは、温かさとつながりを感じられるマインドフルネスです。
自分とつながる、人とつながる、大地とつながる。その温度を感じる。

この話を小笠原和葉さんにすると「だから、仏教ではサンガがあったのね」とおっしゃって、ひどく納得しました。サンガとは「(仏教の)プラクティスのコミュニティ (注2)」のことです。

マインドフルネスは頭の中でのとても個人的な活動です。だからこそ、仲間と共に、繋がりを感じながら、行えるようにすることが重要であると感じます。

2022年は"温かさ"と"つながり"のマインドフルネスを。

マインドフルネス自体に温度があるわけではありません。温かさを生み出し、感じるのは実践者自身です。
マインドフルネスは良い・悪いという評価判断を加え無いことが鉄則ですが、マインドフルネスをすることで、どんな自分でいたいか、どんなあり方でいたいか、と意図を持つことは可能です。

今年は、私がマインドフルネスをお伝えるときに"温かさ"や"つながり"もセットにしてお伝えしていきます。そして、このMindful.jpでは、そんなモノ・コト・場所・サービスや、ストーリーを"チームMindful.jp"で沢山お届けしていきます!

温かさとつながりのマインドフルネスをピックアップ。

早速ですが、今年ぜひ体験いただきたいマインドフルネスを2つご紹介します。

クラブで朝活。1/17(月)の第1回開催をCheck it out!!

ライブやダンスで盛り上がったことがある方も多いと思われる渋谷O-EASTにて、心身ともにイキイキできるイベントが。

日本初のメディテーションサロンMELON

時間を共にする受講者とのリアルなつながりを感じながら、実践することができます。レッスン前後のティータイムで、自然とマインドフルネスを実践する仲間との交流も。

さてさて、2022年が皆さまに温かさとつながりのマインドフルな一年になりますように。

(文:あやぱん (Mindful.jp編集長・松元 絢)

 <脚注>
注1:米陸軍公式 Improving Military Resilience through Mindfulness Training より
注2:ティク・ナット・ハン  マインドフルネスの教えより




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