僕に必要な物はスーツケース2つ分、185個だった〜僕がミニマリストになるまで〜
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僕に必要な物はスーツケース2つ分、185個だった〜僕がミニマリストになるまで〜

この連載は、しんいちさんが、会社員として働きながらも、物を減らしリュック1つを背負って、旅するように暮らす日々を綴ります。
▼前回までの記事ピックアップ
vol.1:会社員が多拠点生活を始めたら、旅・仕事・生活が融合して「これ最高かも」と思っている話。
vol2:会社員生活と多拠点生活は両立できる?!僕がADDressを選んだ理由。

今日は現在の多拠点生活にもつながっていく、全所持品をスーツケース2つ分に減らすまでの過程を書いてみる。

2020年4月、在宅ワークで仕事に集中できる環境を整えようと物を減らし始めた。

昨年4月、大阪の緊急事態宣言を受けて、会社から在宅ワークを言い渡され、家にいる時間が急に増えた。
気を散らさず集中するためには、物を減らすのがいいんじゃないかと思い立ち、「ミニマリスト」という暮らし方に興味が湧いた。

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。 自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
(知恵蔵「ミニマリスト」の解説より引用)

そこで思い出したのは"ハイパーメディアクリエイター"の高城剛さんの「LIFE PACKING」という本だ。高城さんがスーツケース1つ分の荷物で世界を飛び回りながら仕事するために厳選したグッズや、そこに至った考え方などが書いてある本だ。
数年前に初めて読んだときは、別世界の人の話だと思った。しかし、在宅ワークをはじめてから読んでみると
「通信環境さえ整えば、自分もでできるのではないか?」
「所持品スーツケース1つ分に自分もチャレンジしたい!」
と思った。
年末までに、持ち物をスーツケース1つ分に減らすとSNSで宣言し、ゲーム感覚で物を減らし始めた。

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▲スーツケースひとつで生活することをSNSで宣言した時の投稿。

思い通りに手放せない。

手始めにスーツケース1つ分におさまる量はどのくらいなのか試してみると、持っている物のたった1割程度しか入らなかった。

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▲スーツケースに入れてみた物(服や調理器具、日用品、ガジェット類)

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▲スーツケースに入りきらなかった物。写真にもおさまりきっていない。

大胆に物を減らすために、収納家具を手放した。トイレ用、バス用など別々に持っていた用途が似通っている物を1つに絞り、かさばる書籍や写真はデータ化するなど工夫もした。
こうした努力のかいがあって少しづつ減らすことができた。

しかし目標のスーツケースにおさめるにはまだ遠い。
目標をクリアしたい一方で、過去の思い入れのある物やまだ使える物を手放すことには、どうしても躊躇してしまう自分がいた。

断捨離は正解、不正解ではない。探求だ。

どうすればこれらの物を手放せるか・・・。様々な断捨離本を読んでヒントを探した。
残す物を「ときめくかどうか」の基準で選ぶこんまりメソッド、「『執着心』を手放すのだよ」というお坊さんの言葉・・・。
物を減らす情報は溢れているが、なかなか思うように捗らなかった。

そんな中、12月に高城さんの新作「LIFE PACKING2020」が出たので、早速読んでみた。

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▲LIFE PACKING 2020 未来を生きるためのモノと知恵

2020版では前作よりも、自作のアパレルやサプリなどの情報が充実していたり、高城さんの身体が筋肉質になっていたりという変化があった。読んでみると高城さんの現在のライフスタイルに合わせて、必要な物も変化していることがわかった。

僕は、最適な物は変わらず持ち続けるべきだ、と思い込んでいた。40年間生きてきて今持っている物の中に、最適解があると思っていた。
だが、そうではなく自分も変化しているのだから、必要な物も変化して然るべきだと腑に落ちてからは、迷いが減り断捨離が加速した。

断捨離を加速してから最終的に残った物はスーツケース約2つ分にまで減らすことが出来た。(写真にあるものがスーツケース1つ分の荷物。所持品はこれに加えて6冊の書籍とCD1枚、映画のパンフレット2冊、トレイルランニンググッズ類、記念品Tシャツ類、書類などがある)当初目標としていたスーツケース1つ分には収まらなかったが、ついに人生で最少に出来たのだ。

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▲スーツケースとガジェット類

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▲服(仕事、プライベート、ランニング)

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▲鞄・靴・防寒

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          ▲帽子、タオル、食器、日用品

最適な物を探求する旅路は続く

2021年8月時点の所持品を数えてみると92種類、185個だった。
物を減らしたことで、自分自身が何に満足し、不満を感じているかが分かってきた。
手放した物もあったが、変化とともに購入したアイテムも13個あった。
物との最適な関係性は買っておしまいではなく、今も変わり続けている。
ずっと一緒に過ごす物もあれば、手放す選択をする物もある。今の自分に最適な物は何かをこれからも探っていきたい。

旅路は続く。

しんいち : プロフィール
石井慎一
埼玉県入間市出身。社会人から16年を東京で過ごし、離婚や大阪転勤を機に自分の暮らし方を考えるようになる。現在は会社員として人事系サービス企業で大阪支店長の職を担いつつ、全国に拠点のあるADDressを利用し、「旅するように働く、暮らす」を実現している。
・まなびやアカデミー認定マインドフルネストレーナー
・産業カウンセラー

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しんいちさんの多拠点ミニマルライフ・ヒストリー

2018年10月
38歳でバツイチ確定後、シェアハウスに転居。当初持っていたのは、掃除機と電気ケトルと服だけ。
2019年6月
大阪転勤を期に、一人暮らしをスタート。家具・家電などが増える。
2020年4月
緊急事態宣言で在宅勤務になり、快適さを追求したくなり、高城剛氏の「LIFE PACKING」から物を減らすことに興味を持ち、「スーツケース一つで生活する」を目指し始める。
2021年1月
一人暮らしのマンションを手放しCoリビングサービス「Address」を契約。多拠点生活を開始。Addressを利用していない時は、間借りしている大阪のスペースで生活している。現在の所持品はスーツケース2つ分。

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