「これが最後かもしれないー」パンデミックで深まった私の新しい生き方-小川麻奈 / Mana Ogawa-

この記事は、12/1〜25まで、毎日1人ずつマインドフルネスを実践している方が「私の日常にあるマインドフルネス」をテーマにリレー形式で綴る、マインドフルネス・アドベントカレンダー2021の記事です。
その他のマインドフルネス・アドベントカレンダーの記事はこちら

みなさん、こんにちは!
ゴングメディテーションを中心に、個人や組織が本来持つ力を取り戻していくことを様々なアプローチで支援する活動をしております株式会社Mana&Co.代表の小川麻奈 / Mana Ogawaです。

アドベントカレンダー2021年ということで、昨年の2020年版に続き寄稿させていただくことになりました。『Mindful.jp』編集長のあやぱん、スタッフのみなさん、今年も貴重なご機会をありがとうございます!
今年の『Mindful.jp』アドベントカレンダーの執筆テーマは「私の日常にあるマインドフルネス」。もともと書こうと思っていたテーマがあったのですが、原稿締め切りの今日、突然降ってきたインスピレーションがあったのでそちらを優先して今回はお伝えしたいと思います。

もくじ

「これが最後かもしれないー」 

結論から先にお伝えしましょう。「これが最後かもしれないー」という意識で日々に臨むこと、これがまさに「私の日常にあるマインドフルネス」です。

画像1

『マインドフルネス』というと『瞑想すること』を連想される方も多いかもしれません。一方、私は『マインドフルネス』の本来の意味を『今この瞬間に最大限の意識を向けて味わうこと』であると解釈しています。「これが最後かもしれないー」という意識で生きる瞬間が増えてきてから、自分の意識や感覚をしっかり感じて味わいながら日常を過ごすというマインドフルな生き方がより深まってきたのを実感しています。

パンデミックが後押しする流れ

そんなマインドフルな生き方が深まるきっかけになったのは、何を隠そうこのパンデミックです。パンデミックを発端に、世界が、そして私たちの生活が大きく変わった2020年、そして今年2021年。外出ができなかったり、これまで当たり前のこととして日常にあった『人と会う』と機会が極端に減ったことで、これまでのライフスタイルや価値観を見直したり、「自分にとって本当に大切なことは何か」ということに多くの人が否が応でも向き合わざるを得なくなったのではないでしょうか。
世界中を自由に行き来できるということが突然当たり前のことではなくなり、予期せず会うことが難しくなってしまった数年前まで住んでいたシンガポールやバリ島にいる親しい友人たち。またいつでも会えると思って忙しさにかまけて会いに行けていなかった祖父母。そんな私の人生に存在する大切な人たちと過ごした時間や空間のことに思いを馳せることがよくあります。
奇しくもこのパンデミックは、私自身にとっても自分自身がよりマインドフルな生き方・ライフスタイルを深め、定着させる強い後押しになりました。

「とにかく今に集中する」生き方

1ヶ月先の状況がわからないーそんな状況になったからこそ、とにかく『今』に意識を集中させること。いつまた状況が変わるかもわからない中で、今出来ること、今必要とされていると感じること、今やりたいと思うこと.. とにかく自分自身にとっての『今この瞬間の正解』に全力を注ぎ、それを積み重ねること。

言葉にしてしまうと至極当たり前のことですが、パンデミック以前は毎日当たり前に訪れる”日常”の中で、日々をなんとなく過ごしていたり、意識が未来に行きがちな思考の癖もありました。もちろん今でもそれがゼロになったわけではありませんが、そんな漫然とした過ごし方や、まだ起こってもいない未来のことに比重を置いて今を過ごしてしまうあり方から離れ、「今この瞬間にできることをやりきる」ということを徹底的に鍛えさせられきた気がしています。

もし、これが最後に訪れる機会だったとしたら..?
もし、これが最後に味わう機会だったとしたら..?
そして、もし、これが最後に会う機会だったとしたら..?

また当たり前になりつつある”New Normal -新しい日常”の中で、少しでもそんな風に意識して過ごしてみる瞬間が増えると、”New Normal -新しい日常”を少し新鮮に、大切に、そしてマインドフルに過ごすことができる時間が増えるかもしれません。

■プロフィール

画像2

小川麻奈 / Mana Ogawa
株式会社Mana & Co.代表取締役
ゴングメディテーション・ガイド
セルフアウェアネス・プログラム・デザイナー
国際基督教大学卒業後、新卒で株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)入社。その後、エグゼクティブサーチやエキスパートネットワーク等、日本及びシンガポールで人材関連業界に約12年従事。これまでの経験を踏まえ、人や組織の可能性をよりホリスティックなアプローチで支援したいとの想いから、2019年2月に日本への帰国と同時に”個と組織のWell-beingなあり方”を提案する株式会社Mana&Co.を設立し、代表取締役に就任。
日本初の「ゴングメディテーション®(Gong Meditation)」を提供するパイオニアとして、マインドフルネス業界を盛り上げるイベントにも多数出演。わずか2年程で2000人以上の瞑想体験に寄り添い、受け手に深い安心感を与えるメディテーションガイド(瞑想の誘導)が好評。話題の都会のリトリート施設UNBORNへの瞑想ナレーションと音源提供や、企業のリーダーシップ研修の企画開発に携わるなど、活動の幅を広げている。一部上場企業からスタートアップまで、 また各業界で活躍する経営者やビジネスリーダー、クリエイターなどのオピニオンリーダーをクライアントに多く持つ。

■お知らせ

●Mana & Co.がご提供する様々なプログラムについては公式LINEアカウントにて発信しております。
▶︎お友達登録はこちらから:https://lin.ee/gPpa4pM


●開催まもなく!WebメディアTRINITYでのオンラインセミナー:
12月19日(日)10:00-11:30am 癒しとスピリチュアルビューティーがテーマのWebメディアTRINITYにてオンラインセミナー開催します。
「【魂が望む自分】をインストールする」をテーマに、ゴングメディテーションとヒプノセラピーを使った誘導瞑想で、より一段深く【魂が望む自分】になるパワフルなオンラインプログラム。よろしければぜひご参加ください。
▶︎詳細・お申し込みはこちらから

12/19開催【魂が望む自分】をインストールする-Mana Ogawa | トリニティショップ「ゴングメディテーション」を提供するパイオニア「ManaOgawa」さんが、今年最後の満月にオンラインセミナーを開催! 「www.trinitynavi.com

●情報発信は主にInstagramにて

https://www.instagram.com/mana.meets.world

もくじ