私の日常にあるマインドフルネス-松元 絢-

この記事は、12/1〜25まで、毎日1人ずつマインドフルネスを実践している方が「私の日常にあるマインドフルネス」をテーマにリレー形式で綴る、マインドフルネス・アドベントカレンダー2021の記事です。
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こんにちは、『Mindful.jp』編集長のあやぱんこと、松元 絢です。

マインドフルネス・アドベントカレンダー2021、初日!
昨年はマインドフルネス界の諸先輩方に寄稿いただき、マインドフルネス初心者向けから玄人(?)向けまで、それはそれは濃い内容となりました。中には1万字以上の超大作もあり「一気には読みきれない!」というお声もチラホラいただきました。改めてお読みいただけると幸いです。

アドベントカレンダー2020|Mindful .jpMindful.jp開設を記念したスペシャル企画。 マインドフルネスにまつわる総勢25名が、12/1〜25の間、リレー形式mindful.jp

今年のテーマは「私の日常にあるマインドフルネス」です。

マインドフルネスというと、「瞑想」「リラクゼーション」「無になること」などと連想される方も多いと思いますが、マインドフルネス自体は「今ここを感じ、気づいていること」です。
しっかりと時間をとって瞑想などをするフォーマルなマインドフルネスと、日常生活の中で、”今ここ”の何かに意識を向けるインフォーマルなマインドフルネスがあります。

今年のアドベントカレンダーでは、このインフォーマルなマインドフルネスに焦点を当てます。マインドフルネスを生業としている方もそうでない方も、イチ生活者、イチ実践者として「こんな時にマインドフルネスを感じるよ」とか「こんなふうにマインドフルな時間を過ごしているよ」ということを綴っていただきます。お楽しみに。

もくじ

制約があると日常の解像度が上がる

そんな前置きをしつつも・・・、今年は私にとって結婚・妊娠・出産とライフイベントが盛り沢山で一年を通してイレギュラーの連続でした。
妊娠・育児中は制約も増え、遠方への旅行や華やかな場所へ行くこともなく、昨今の情勢も相まって、たんたんとした日々を過ごしました。そんな毎日だからこそ、日常の一つ一つの行動や、発する言葉、目にするもの、受け取るメッセージなどへの解像度が上がってきます。
他人からみると、とるに足らないような日々の小さな小さなことを大切にでき、喜びを感じられたのかもしれません。

私は、ふと思いついたときTwitterを開き、感じたことを記録しています。今回はそんな呟きの中から、私の日常にあるマインドフルネスをご紹介したいと思います。

「空」を見る

リモートワークが続く中での楽しみの一つは、空を眺めることでした。

天気に関しては過去こんなツイートも。私のマインドフルネスの先生、清水ハン栄治さんに教わった言葉です。


空を観察することは自分を受け入れることも教えてくれます。


落ち込んでいた日も空を見ていたようです。

空は、私にとって最も身近であり、強力なマインドフルネスの対象なのです。

ストレスを「ちゃんと感じる」

私の場合、一般的に喜ばしいライフイベントが重なったわけですが、そうした場合、実はストレスもかなりのものになるとか。

20代の頃はストレスを自分で感じることができず、よく胃腸炎になっていました。医者にかかった時、「ストレスですね」と言われても受け入れられず、「いやー、私にストレスとか無いと思いますけどねー」と返したら「自分がちゃんと感じていないから、身体に出るのよ」と言われてハッとしました。
それからは、ストレスもちゃんと感じてあげようと意識しています。
マインドフルネスを学んでからは、それについての評価判断は手放すことにしました。ただただ「私はそう感じているんだな」と受け入れるようにしています。

「自分の気持ちを感じ切ったぞ」と納得するために、私にとってジャーナリング(今、頭に浮かぶことを全部書き出すこと)は、お守りのような方法。
今秋からは、ほぼ日手帳が相棒です。

https://www.instagram.com/ayapann88/?utm_source=ig_embed&ig_rid=22259c3e-9181-4130-9542-6dbc7ff107a6

自分に「触れる」

中学時代に、脚を細くしたくて始めたセルフマッサージ。
もうツイートするほどもなく、なんの意識もせず、毎日どこかしらマッサージしています。そのときに、「今日の自分はどんなかな?」と観察するのが好きです。

産前産後は、身体へガッツリとマッサージはできないので、スキンケアをじっくりじっくり行っていました。

自分に触れるときには、自分へ思いやりの気持ちを向けます。
夏に発売された、岸本 早苗さんの「自分を思いやるレッスン マインドフル・セルフ・コンパッション入門」が大いに参考になり、出産前の陣痛室にも持ち込みました。(看護師さんに「分娩室にも持っていきますか?」と聞かれたほど、ずっと持ち歩いていたようです(笑))

「胎動」を感じる

妊娠中は息をするのも苦しいという感じで、座禅を組んでの鼻呼吸瞑想はなかなか辛かったです。
そんなときに、お腹の中の子供が動く「胎動」を感じることが、期間限定のマインドフルネス瞑想になりました。

あなたの日常にあるマインドフルネスは?

ここまでツイートを振り返りながら、私の日常にあるマインドフルネスを綴ってみました。

目の前のことを観察する、感じる、味わう、愛でる。
それだけで、いつもの日常が少し彩りを増すかもしれません。
読んでくださったあなたの、日常にあるマインドフルネスな瞬間はいつですか?

明日から続く、マインドフルネス・アドベントカレンダー。
一人一人のストーリーを感じながら読んでいただけると嬉しいです。

プロフィール

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松元 絢 (まつもと あや)
マインドフルネストレーナー

1983年生まれ、岡山県出身。人材系企業で営業・キャリアカウンセラーなどを経験したのち、外資系IT企業にて営業人材育成を行う。目まぐるしいスピードで変化する現代の心を整える手法としてマインドフルネスに興味を持ち、トレーナー資格を取得。
企業内外でマインドフルネスワークショップを開催。

・まなびやアカデミー認定 マインドフルネストレーナー/アドバンスコースディプロマ
・マインドフルNLP®︎プラクティショナー
・全米ヨガアライアンスRYT200
・エキスパートファスティングマイスター

お知らせ

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