2024年Mindfu.jpのアドベントカレンダーのテーマは「マインドフルネスの世界を広げる旅」。
マインドフルネスを知る・学ぶ・実践するために役立つ、書籍、セミナー、アプリ、場所などの著者や主催者が一日一名登場し、心と体を穏やかに整えるための情報をご紹介します！
ここ数年「他人軸で生きてしまっていませんか？自分軸 – 本当の自分らしさを発揮して生きよう、」というメッセージをよく目にします。でも、じゃあどうしたらいいの？と悩まれている方も多くいらっしゃるのでは。
今回は、臨床心理士・公認心理師である藤本 志乃さんから、「自分らしさ」を取り戻して生きる「ACTプログラム -Le:self Method-」のご紹介です。
本日のタグ
# 初心者さんいらっしゃい
# 実践者さんいらっしゃい
# 自分のペースで
# 習慣化・継続を応援！
あなたが「自分らしさ」を感じる時間、どれくらいありますか？
最近、こんな風に感じることはありませんか？
「なんだか自分らしさを感じられない…」
「本当はこうしたいのに、仕事や家庭で手いっぱいで余裕がない」
現代社会では、私たちはたくさんの役割や期待に応えなければならず、その中で「自分自身」を見失ってしまうことがあります。仕事、家族、友人、社会的な役割に追われる毎日は、決してあなただけが特別なわけではなく、誰もが抱える現実です。
ですが、少し立ち止まって「自分らしさ」に向き合う時間をつくることは、とても大切なことだということは誰もが頭ではわかっていることでもあります。でも難しい・・・その葛藤を抱えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで、少し想像してみてください。
「私自身」でいられる時間とは、どんな時間でしょうか？
そして、その時間は今、どれくらいあるでしょうか？
「自分らしく生きる」ことは、多くの人が望むこと。しかし、心のスキルを学び実践することで、その時間を意識的に増やせるとしたらどうでしょう？
今回ご紹介する、Le:selfのACTプログラムは、Acceptance and Commitment Therapy（ACT：アクセプタンス & コミットメント・セラピー）の理論をベースにした特別なプログラムです。ACTは、自分の思考や感情を無理にコントロールするのではなく、それらを受け入れ（Acceptance）、自分にとって本当に大切な行動を選び取る（Commitment）ための心理学的なアプローチです。
このプログラムを通じて、あなたが「私自身」でいられる時間を増やし、心の安定と自分らしさを取り戻すスキルを専門家と一緒に学んでみませんか？
「自分らしさ」をとりもどす「ACTプログラム -Le:self Method-」
ACTプログラムとは？
ACTプログラム -Le:self Method- は、Acceptance and Commitment Therapy（アクセプタンス & コミットメント・セラピー）を基に作成された、リセルフ独自の実践的な心のケアプログラムです。ACTは、自分の思考や感情を無理にコントロールしようとするのではなく、それらを受け入れる（Acceptance）ことで、価値観に基づいた行動（Commitment）へと向かう力を養う心理学の理論に基づいています。
Le:selfのACTプログラムでは、セッションを通じて忙しい日々の中で「私自身」でいられる時間を増やすためのスキルを学びます。ただの気分転換に留まらず、日常生活に根ざした心のケアを習得し、持続的な変化を目指す内容となっています。
プログラムを通じて得られること
- 自分らしい生き方を育む力
ACTプログラムでは、自分の人生における方向性を明確にし、それに基づいて選択し行動する力を養います。他人や環境、自分自身の思考や感情に振り回されず、自分の大切なものを軸に生活できるようになり、心の安定感や幸福感が高まることが期待できます。 - 思考と感情との上手な付き合い方
ネガティブな感情やストレスに対して、無理に抑え込むのではなく、うまく受け入れ共存する方法を学びます。このスキルにより、困難な状況で心が大きく揺れたとしてもそれらに巻き込まれることが減り、大切なことへと行動を進めていくことが増えていきます。 - 「今、ここ」に意識を向ける力
マインドフルネスを取り入れることで、現在の瞬間に集中する習慣が身につきます。余計な思考や不安に惑わされず、目の前のことにしっかり向き合えるようになるため、日常生活の充実感や効率が向上します。
セッション内容
Le:selfのACTプログラムは、6回のセッションを通じて、以下のテーマに基づいて進められます：
- シェアする（自分の現在地を確認する）
ACTマトリックスというツールを用い、自分の考え方や行動を整理します。自分を取り巻く状況を客観的に見つめることで、次に進むべき方向性を見出します。 - 「私自身」でいる時間はどんな時間なのかを明らかにする（価値の明確化）
「私自身」でいられる時間とはどのようなものかを明確にし、自分の価値観や人生の方向性を再確認します。 - 「私自身」でいることを、ストップしてくる思考にオープンになる（脱フュージョン）
「私自身」でいられる時間を過ごそうとすることをストップしようとする思考との新しい付き合い方を下のようなエクササイズを実践しながら体験的に学んでいきます。 - 「私自身」でいることを、ストップしてくる感情にオープンになる（アクセプタンス）
「私自身」でいられる時間を過ごそうとすることをストップしようとする感情との新しい付き合い方について、感情を体で感じるワークを実践し、体験的に学んでいきます。 - 「私自身」でいる今、ここにいる練習（マインドフルネス）
「私自身」でいられる時間を過ごそうとすることをストップしようとする思考や感情ではなく、今「私自身」でいられる時間を過ごしていることにしっかり気づく、集中する方法を様々なマインドフルネスのエクササイズを実践しながら体験的に学んでいきます。 - まとめと振り返り
日常生活でも「私自身」でいられる時間がどんどん増えていくよう、これまでやってきたことのまとめと振り返りを一緒にしていきます。
※下記のようなワークをリセルフオリジナルワークブックを使用しながら実施していきます。
こちらのワークブックが欲しい方はLe:selfの公式LINE登録で各セッションのワークシートを差し上げていますので、ぜひ！
プログラム概要
おすすめポイント！
1. 完全オンラインで、どこからでも参加可能
ACTプログラムは、完全オンライン形式で実施されています。そのため、全国どこからでも参加可能で、移動の手間を省けるのが大きな魅力です。
忙しい仕事や家庭の合間にも受講できるため、「スキマ時間を活用して心のケアを学びたい」という方からも大変ご好評をいただいています。
2. 科学的根拠に基づいたプログラム設計
ACTプログラムは、心理学の理論であるAcceptance and Commitment Therapy（ACT）に基づいて構築されています。この理論は、数多くの研究でその効果が実証されており、ストレス軽減や心の安定に役立つことが知られています。
さらに、プログラム開始前と終了後にデータを測定することで、変化を数値として確認できます。「心が軽くなった」といった感覚的な変化だけでなく、客観的な数値で進歩を実感できる点が特徴です。このデータはプログラムの改善にも活用されており、より効果的な内容を常に提供しています。
3. 信頼できるプロフェッショナルがサポート
セッションはすべて、公認心理師または臨床心理士の資格を持つカウンセラーが担当します。これらの資格は心理学分野で最も信頼されており、カウンセラー全員が専門的な知識と豊富な経験を備えています。
初めて心理学的なプログラムに触れる方や、心のケアに不安を感じている方でも、安心して受講いただけます。
受講者の声
仕事から生じる不安への対処として参加しました。瞑想やマインドフルネスを習慣化でき、心のケアを日常生活に取り入れられるようになりました。本だけでは得られなかった知識が深まり、ACTを体系的に理解できました。（20代男性）
不安や緊張を和らげたい気持ちで参加しました。自分の価値観に基づいて行動する力が身につき、重たかった心が少し軽くなった感覚があります。カウンセラーのサポートで自分自身への理解が深まり、新しい発見がたくさんありました。（30代女性）
心の深い部分を知りたいと思い参加しました。プログラムのおかげで心が穏やかになり、日々の生活で落ち着きを感じています。単元ごとに学びが整理されていて、とてもわかりやすかったです。（40代女性）
働く中でのストレスとの付き合い方を学びたいと思い受講しました。「～でなければ」と自分を縛る考えに気づき、楽になったと感じます。ACTエクササイズを通じて、感情への興味や柔軟な視点を持つことができました。（50代男性）
ACTの話を聞いて興味を持ち受講しました。プログラムを通して、自分らしさや好きなことを取り戻し、生活にメリハリが生まれたと感じます。毎回新しい気づきがあり、考えが整理される体験がとても興味深かったです。（50代女性）
Le:selfの公式LINEでまずはACTを知ってみる
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より良く生きるを作っていく場所 Le:self（リセルフ）とは
Le:selfは、「私自身」でいられるための心のスキルを学び、実践するための場所です。私たちは日常生活の中で多くの役割ややるべきことに追われ、気づかぬうちに“自分らしさ”を見失ってしまうことがあります。Le:selfでは、そんな忙しい日々の中でも役割をこなしながら「私自身」でいられる方法を学び、より良く生きるためのサポートを提供しています。
Le:selfの名前には、「人生（Life）を改めて創り上げる（Establishment）」という意味が込められています。私たちの目指すのは、肉体的（からだ）、精神的（こころ）、社会的（ひと）のバランスが取れた、満たされた状態を築くことです。こうした状態は「ウェルビーイング（well-being）」と呼ばれ、幸せであるための基盤とされています。
日常に潜む小さな迷いやストレスを放置せず、早い段階でケアを始めることで、大きな問題を防ぎ、心身ともに豊かな生活を実現する。それがLe:selfの願いです。
Le:selfは、日常の忙しさに流され、自分自身の気持ちや幸せを後回しにしてしまいがちな現代の私たちに向けてつくられました。精神的なケアは、症状が現れてからではなく、気軽に始められるべきだという考えのもと、専門家によるサポートを誰でも利用しやすい形で提供しています。
「カウンセリングは特別なもの」という敷居の高さを取り払い、日々のストレスやちょっとした不安に向き合える“気軽さ”を大切にしています。そのために、オンラインで参加できるプログラムや、科学的根拠に基づいたセッションなどの選択肢を用意しました。
Le:selfは、ただ悩みを相談する場ではありません。心理学の理論をベースにした方法を体系的に学び、それを日常に生かす力を育てる場です。「自分自身の人生にフォーカスする」「自分らしい視点を取り戻す」ことを目的に、一人ひとりがより良く生きるためのサポートを行っています。
「より良く生きる」ことは特別なことではありません。それは、自分に少しだけ時間をつくり、自分を見つめることから始まります。Le:selfは、そんな第一歩を後押しするパートナーとして、あなたの人生を豊かにするお手伝いをしていきます。
ぜひ、Le:selfで、より良い生き方を一緒に見つけましょう！
おまけのご案内 ～ACTプログラムと関連した書籍を12/16出版～
ACTプログラムで学ぶエクササイズの一部が、2024年12月16日発売の新刊書籍 『あふれる「しんどい」をうけとめる こころのティーカップの取り扱い方』 に掲載されています。
（Amazonリンクはこちら）
本書では、「こころ＝ティーカップ☕」「ストレス＝水💧」という独自の視点から、日々のセルフケアを丁寧に解説。ストレスのたまり具合に応じた30種類のケア方法や、音声で取り組める呼吸法・瞑想なども収録されており、忙しい方でも無理なく活用できます。
こんな方におすすめです：
- 考えすぎて疲れてしまう方
- 心に余裕を持ちたい方
- 自分の方向性を見つけたい方
ACTプログラムと一緒に、この本をぜひお手に取ってみてください。ストレスと向き合いながら、心にやさしい習慣を日常に取り入れるヒントがきっと見つかるはずです。
Mindful.jp読者へのメッセージ
あなたが「自分らしさ」を感じられる時間は、どんな時間でしょうか？
Le:selfのACTプログラムは、その時間を少しでも増やし、心穏やかに自分らしく生きられる力を養うために設計されています。
「日々の忙しさに流されてしまいがち」という方も、「これまでの自分を見つめ直したい」という方も、一歩を踏み出すことで、新しい自分に出会えるはずです。
あなた自身のペースで取り組み、今より少しだけ楽に、そして充実した日々を送れるよう、心からお手伝いしたいと思っています。どうぞお気軽にお申し込みください。
あなたの「私自身」でいられる時間が、これからどんどん増えますように
藤本 志乃
臨床心理士・公認心理師
Le:self公式LINE : https://lin.ee/jAsDien
Le:self X：https://twitter.com/Leself2020_le
藤本志乃 X ：https://x.com/shino_wellbeing
Le:self HP：https://leself.jp/
