2024年Mindfu.jpのアドベントカレンダーのテーマは「マインドフルネスの世界を広げる旅」。
マインドフルネスを知る・学ぶ・実践するために役立つ、書籍、セミナー、アプリ、場所などの著者や主催者が一日一名登場し、心と体を穏やかに整えるための情報をご紹介します!
今日は、スワルリトリートを運営する渡辺 佳央里さんに言葉を発さず、全てのデバイスをオフにして5日間を過ごす「サイレンスリトリート」をご紹介いただきます!
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言葉を発さずデバイスも完全にオフ!自分と深く向き合う静寂の5日間「サイレンスリトリート
皆さんは、これまでの人生で一言も言葉を発さず、全てのデバイスをオフして過ごした経験はありますか?
きっと、数時間でさえ携帯の電源オフにすることに不安を感じるのではないでしょうか?
ましてや、仕事をしたり家族と過ごしたりする中で、一言も発さずに1日を終えることはとても難しいはず。
日常で完全なサイレンスを行うことは非常に難しいため私たちスワルでは、毎年「サイレンスリトリート」を企画しています。
全てのデバイスを完全にオフし言葉を発さず、なるべく人と目もあわさず、心の声も手放す練習をするサイレンス。
サイレンスを体験すると自分に何が起こるのでしょうか?きっと、ご自身では想像できない体験が待っています。
今回は、リピーターの方も多いサイレンスリトリートを紹介します。
サイレンスとは?
スワルでは、毎年「サイレンスリトリート」を開催しています。
2022年に1日だけのサイレンスを初開催、2023年は高野山で2日間、そして今年はニセコで3日間のサイレンスを行いました。(スワルの概要はこちら)
1日ずつ増やしてきましたが「もっと長い日数にチャレンジしたい」との声も多く2025年は初夏の長野で5日間のサイレンスを実施します!
サイレンス期間中は、デジタルデトックスをし、一言も言葉を発さず、なるべく人と目を合わさずに過ごします。
徐々に頭の中のおしゃべりも手放し、自分とだけ向き合い、深い内観に入っていきます。
ただ話さずに過ごすのではなく、初日にサイレンスについて座学を行います。
なぜサイレンスを行う必要があるのか、サイレンスと瞑想の違い、サイレンスは私たちにどんな影響を与えるのか、サイレンスの効果、正しいやり方などしっかりと学びながら行うため、安心して実践できます。
生きる上で本当に必要なものは全て楽なものしかありません。
息を吸うこと、食べることは、楽にできていますがサイレンスはどうでしょうか?
本来、サイレンスは私たちに必要なものです。
練習をする機会がないので難しく考えてしまいますが一度体験すると、とても楽な自分に出会えるでしょう。
サイレンスの効果
言葉のコントロールができるようになる
普段、言葉の無駄遣いをしていないですか?言葉の断食をすることで、言葉を大切にする力が生まれ、「言葉のコントロール力」が備わります。言うべきことを言うべき人に言うべきタイミングで言う。
自制心がある人の言葉には、力があり周囲を良い方向に導くほどの感動的な力を持っています。
心の大掃除ができる
自分の中のネガティブな感情や思考に気づいているのに、見て見ぬふりをして蓋をしていることはないですか?
お部屋に例えると、不要なもの、いつか片付けようと思っているものがずっと溜まっている状態。
お部屋の掃除と同じように、私たちの感情、思考も整理が必要です。
でないと、必要なものが探しにくかったり大変だと感じてしまいます。
いつか向き合わないといけないと思っていることがあれば、ぜひサイレンスで心の大掃除をしましょう。
心の奥の声を聞く
サイレンスの練習を始めると、心の奥深くに残っている印象的なことが出てきます。
見たくないものも出てきますが、心の奥の奥にある、自分でも気づかない心の声が聞けるのもサイレンスです。
気づいたときに初めて、このまま持ち続けるのか、手放すのか、許すのか、忘れるのか
次に進む選択をできる力が生まれてきます。自分と深く向き合うことで、自己変容することができます。
向き合った人の表情はとてもスッキリ!新しくなった自分に出会えます。
マインドをリセットする新しいツール
サイレンスとは、実は私たちの大元の状態に戻るということです。
宇宙も何もない静けさから生まれたように、私たちも何もないサイレンスな状態から生まれています。
サイレンスは全ての可能性を持っている種のようなもの。
サイレンスを経験すると、深い充足感が得られマインドをリセットする新しいツールを手に入れられます。
日常に戻ってからもマインドをリセットしたいときには、いつでもサイレンスに戻ることができ効果の持続を感じられます。
スワルリトリートの1日の流れ
朝
アーユルヴェーダのディナチャリヤ(朝の習慣)で1日が始まります。
点鼻オイルやオイルうがいのスターターキットをご用意。初めて行う方も多いですが、やってみると意外と簡単。
リトリートがきっかけで日常的に始める方も多いです。
毎朝90分のヨガで全身のプラーナ(エネルギー)を整え、約60分の瞑想を行います。
瞑想後は皆とシェアタイム。
昼
講師・ニーマル・ラージ・ギャワリによる5000年の叡智、真実を学ぶ座学の時間が毎日あります。
リトリートのテーマに沿った内容で座学を行い、学んだことがすぐに実践できるため成長のスピードもぐっと早まります。
外出する日もあります。長野では戸隠神社に行く予定。
夕
夕方にも60分のプラーナヤーマ(呼吸法)と瞑想を行い、シェアタイム。
夕飯後は22時までには就寝。リトリート中の食事は1日2回の食事、全てベジタリアンでご用意します。
消化に軽い食事をとることでヨガや瞑想がしやすくなります。
参加者の声
ニーマルメソッド創始者 ニーマル・ラージ・ギャワリ
・ネパールにて、祖父が創立した王立アローギャ・アシュラムで9歳から本質的なヨーガ(アーサナ、呼吸法、メディテーション)の研鑽を積み、古来からのヒマラヤメディテーションの叡智の継承者。
・15歳より王族、政府要人らへの指導を開始した世界の瞑想界のサラブレッド。
・22歳でヨガメディテーションの博士号を取得し名門Tribhuvan大学で経営学科を卒業し、ビジネスにも精通したメディテーションの研究者となる。
約30年間、20カ国で教え、2003年来日後にヨガ&メディテーションティーチャーを100名以上輩出したプロの教育者。2019年よりスワル株式会社を設立。
・現代人に合ったメディテーションやマインドフルネスの多数の手法・ビジネスパーソン向けのニーマルメソッドを提供している。
スワルHPはこちら
著書
・世界的瞑想家が教える 本当の自分に戻ってラクに生きる練習
・心が整うマインドフルネス入門~ビジネスエクゼクティブが実践するニーマルメソッド~
・黒感情が消える ニーマル10分瞑想
Mindful.jp読者へのメッセージ
「リトリート、私は2023年の高野山に初めて参加したのですが心にドーンと響く、本当に素晴らしい体験でした。
参加する前は、話さないなんて無理、携帯をオフするなんて無理、と思っていましたが、いざやってみるとあっという間の2日間。
これまでどれだけ話すことにエネルギーを費やしていたか、そして携帯に縛られていたかを痛感し、リトリート後は心が一皮むけ内側がアップデートされた感覚でした。
人生で一番長く自分と向き合い、深く内観ができたのもサイレンスだからこそ、日を追うごとに瞑想も深くなり、何度も涙が流れました。
スワルのリトリートでは、皆さんが安心して自分と向き合える環境を準備しています。
瞑想が初めての方でも、心のスイッチが押されたように号泣される方も。
座学でしっかりと学びも深めていくため、自分を根本から一気に変容させたい方にとってもおススメです。
一度参加すると、参加者全員とファミリーのような一体感も味わえるのもリトリートの良さです。
リトリートだからこそ、体験できるサイレンス。5日間は長いと感じるかもしれませんが、長い人生のたった5日間です。きっとこのサイレンスでの経験は、今後の人生の大きな力になってくれるはずです。
少しでもピンときた方、ぜひ来年の6月に長野でご一緒しましょう!