2024年Mindfu.jpのアドベントカレンダーのテーマは「マインドフルネスの世界を広げる旅」。
マインドフルネスを知る・学ぶ・実践するために役立つ、書籍、セミナー、アプリ、場所などの著者や主催者が一日一名登場し、心と体を穏やかに整えるための情報をご紹介します!
今日は、マインドフルネス心理臨床センター代表 小林亜希子さんより、「MBRP 8週間プログラム」のご紹介です。
2025年は、「やめたいけど、やめられない習慣」を手放すことから始めませんか?
本日のタグ
# マインドフルネスを基礎から学べる
# 初心者さんいらっしゃい
# 実践者さんいらっしゃい
# マインドフルネス度高め
# 仲間を作れる
# 習慣化・継続を応援!
NPO法人になりました! マインドフルネスを多くの人に届けることをミッションへ
2019年より活動を開始し、エビデンスに基づいたマインドフルネスの推進を行うマインドフルネス心理臨床センター(代表:小林 亜希子、以下:CMAP シーマップ)は、2024年8月29日に「特定非営利活動法人(NPO)」として正式に認証され、法人登記が完了いたしました。
今後もエビデンスと心理臨床に基づいたマインドフルネスとコンパッションのアプローチを多くの個人や組織に提供していきます。また、今後は、医療とビジネス分野の双方でマインドフルネスやセルフ・コンパッションに纏わる事業を展開し、社会的なインパクトを与えるべく取り組んでいきます。
【CMAP Webサイト】https://mindfultherapy.jp/
CMAP(シーマップ)は、Center for Mindfulness and Psychologyの略称です。
なぜ今マインドフルネスなのか?
マインドフルネスとコンパッションとは
現代のビジネス環境はますます複雑化し、ストレスやプレッシャーが増大しています。そんな中で、真のパフォーマンスを発揮するためには、心の健康維持とエンゲージメントが欠かせません。マインドフルネスは、エンゲージメントの向上、生産性の向上、ストレス軽減、感情や衝動のコントロールなどの効果があることが様々な研究などで報告されています。また、困難に立ち向かう自分を支えてくれるセルフ・コンパッションを実践し情緒的な力がつくと、幸福度がアップし、成長し、力を発揮できることがわかっています。
メンタルヘルスととマインドフルネス・セルプコンパッションとの関係性
メンタルヘルスの課題も深刻化しています。メンタル不調者の増大や、自殺率の高さ、子どもの不登校の増加などたくさんの課題があります。中でも、現代社会の一つの課題としてあげられるのが、「スマホ依存」です。スマホ依存に悩む大人の方や、子どものスマホ依存の対応に苦戦している親御さん・お子さんへのマインドフルネスや、セルフ・コンパッションを用いたサポートも構築していきます。
その中でも、「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」、「やめられない!を手放すマインドフルネス(MBRP)」、「マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)」といったエビデンスのあるプログラムが、世界中の医療現場やビジネスの場で広く実践されています。小林は、日本で初めてMBRPの講師を取得しUCSD(カリフォルニア州立大学サンディエゴ校)マインドフルネスセンターと提携し、講師養成講座を開催する運びとなり、国内でのマインドフルネスやセルフ・コンパッションの普及に取り組んできました。
今後もエビデンスに基づいたプログラムを重視し、医療の現場でマインドフルネスやセルフコンパッションを導入したい支援者の方、生産性や創造性を向上させより充実した職業生活を送りたいビジネスパーソンの方、組織の活性化やメンタルヘルス対策に課題を感じエンゲージメント向上を目指している担当者の方など、様々な方に合わせたプログラムを提供していきます。
イチオシ講座「やめられない!を手放すマインドフルネス(MBRP)8週間プログラム」とは?
- マインドフルネスと依存行動の再発予防を組み合わせたプログラムです
- 2時間×8週間のプログラムです
- 科学的な根拠が証明されています(通常の治療よりも再発率が低い)
- アメリカのワシントン大学で開発されました
- 事前にマインドフルネスを体験している必要はありません
- 科学的根拠の示されているマインドフルネス・ストレス低減法(不安、ストレス)&マインドフルネス認知療法(うつ病)と、アディクションに対する再発予防プログラムを組み合わせたものです。
こんな方におすすめ
☑ アルコール・過食・ネット・スマートフォン・ギャンブル・買い物・喫煙などに対して、減らしたい!やめたい!と思っているのに、なかなか自力では難しいと感じている方(一般)
☑ 援助職(医療・保健・福祉・教育・心理)に携わり「日常生活におけるやめたい習慣」がある方
☑ 援助職の方で、MBRPの講師養成講座(2025年秋開講予定)に関心がある方。事前に一度MBRPに参加するのが、講師養成講座の受講資格です。
上記に加えて、
☑ 自分自身のセルフケアのために、マインドフルネスを身につけたい
☑ マインドフルネスで、集中力やパフォーマンスを高めたい
☑ マインドフルネスを臨床でいずれ使用したいが、まずは自分で体験したい
☑ ストレス対策としてマインドフルネスを身につけたい
☑ 現在、アディクションは止まっているけれど、今後も再発しないためにマインドフルネスを身につけたい
実施概要
おすすめポイント3つ!
1. やめられない習慣が改善する
MBRPに参加した方の約9割が、やめられない習慣が良い方向に変化したと報告しています。
2. 瞑想が習慣化する
参加した方の9割が、瞑想を習慣化しています。習慣化することで得られる瞑想の恩恵にアクセスすることができるようになります。
3. コミュニティに参加できる
卒業後も、マインドフルリカバリーという月1回のコミュニティーに参加することができます。1人だとあっという間にもとの生活に戻ってしまうこともありますが、こういったコミュニティーを活用することで定期的に生活やメンタルを整えるきっかけになります。
過去参加者の声
SNSだけの繋がりから、対面のしっかりとした繋がりを持つように変わった。それによって、SNSに没頭する時間が大幅に減った。SNSは対面コミュニケーションを補うことに利用が限定されるようになった。睡眠時間を削ってSNSを見ることがなくなった。
翌日にダメージが持ち越すほどの依存行動が減った
依存(深酒)行動にならないために、断酒。完全に断酒はできていないが、深酒にならないようStopは確実にきいている
何をしてもやめれなかったアルコールが依存の状態から、節酒に切り替えられた
Mindful.jp読者へのメッセージ
多くの皆さんのやめられない!は、依存症というほどではない、プチ依存の状態が多いです。日々の多くの時間をスマホを見ることに費やして、睡眠不足になったり、ついつい毎日甘いものを食べすぎてしまったり、アルコールを多めに飲んでしまったり・・・そんなちょっと手放せたらいいんだけれど・・・な行動を減らすことを新年に挑戦してみませんか?
小林 亜希子
マインドフルネス心理臨床センター 代表
マインドフルネス心理臨床センター代表/公認心理師/臨床心理士/MSC講師/マインドフルネス講師(MBRP,MBSR,MSC)
慶応義塾大学大学院社会学修士。横浜市立大学、上智大学カウンセリングセンター、東京都立多摩精神保健福祉センター、東京・神奈川SCなどで臨床経験を積む。依存症臨床が専門。著書に、「やめられない!を手放すマインドフルネスノート」(日本評論社)。監修に「子どものためのセルフコンパッション」(創元社)マインドフルネス心理臨床センターの代表を務め、マインドフルネス/セルフ・コンパッションを用いた支援を大学、依存症回復施設や病院・企業、当センターのオンライン講座にて、3000人以上の方を対象に、300回以上の講座を開催している。
・マインドフルネス心理臨床センター
HP:https://mindfultherapy.jp/
講座情報: https://peatix.com/group/7216555 (講座の情報はこちらの登録がおすすめです)
X:https://x.com/mindfulnessmbrp
note:https://note.com/mindful_therapy/