Mindful Photos

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4人のアーティストが切り取る「日常の愛おしさ」-Mindful Photosマガジン特集-
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4人のアーティストが切り取る「日常の愛おしさ」-Mindful Photosマガジン特集-

こんにちは、Mindful.jp編集長の松元絢です。 Mindful.jpスタート前から、「マインドフルネスという言葉を使わずともマインドフルネスを感じる写真達を紹介したい!」という思いから、"Mindful Photos"というマガジンを提供してきました。 そして、この度2名のアーティストが加わり、総勢4名のアーティストが写真を提供してくださることになりました! 日々忙しい読者の方も、日常の一瞬を少し味わってみる、小さな光を感じてみる、そんな意識一つでふっと心がゆるむ・・・

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一歩踏み出した彼女は無邪気に笑った-わたなべさき-
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一歩踏み出した彼女は無邪気に笑った-わたなべさき-

進む、と決めた女性は内側から輝いている。 きらきらと輝く笑顔を見せる彼女は、なんて眩しいのだろう。 ファインダーを覗き込む。 無邪気にステップを踏む彼女が、世界の全てになる。 この一瞬が、なんて幸せな世界。 ぴょんぴょんと跳ねる彼女は、"世界ってこんなに自由で幸せなんだ"と身体で表現しているみたい。 最後に、一瞬の静寂。 新しい人生の転換期に、一歩踏み出した彼女の後ろ姿は、カッコよかった。 わたなべさき 会社員/フォトグラファー 雨の日にテンションが上がる人。

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“ふつう”という名の“特別”が、明日も来ると信じている -おざき ゆき-
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“ふつう”という名の“特別”が、明日も来ると信じている -おざき ゆき-

“日常”と言われたとき あなたはどんな風景を思い出すでしょうか 雑多な勉強机 散らばったおもちゃ いつもの晩ご飯 毎日通っている通学路 通勤電車からの眺め ひとつひとつ 思い出して文字にすれば それは情緒的な、まるで素敵な雰囲気をもってくれる 何でもいいわけでは無い ぜんぶがそうなんかじゃ無い 今の1秒も“ふつう”で“当たり前”かもしれないけれど それがまた来ることはない また来るのではなく 新しく来てくれた 紡いでゆく ふつうで特別な今が 小さな煌めき

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思い出のコレクション-わたなべさき-
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思い出のコレクション-わたなべさき-

今を胸いっぱいに感じながら生きると、その時間は、心のアルバムにコレクションされるような気がしている。 このあいだ、あるおばあちゃんと話していると、ある感覚が湧き起こってきた。 "これは大切な時間になるだろう" 目の前のおばあちゃんの笑顔がまぶしくて、たのしくて、ずっとこころに残しておきたいと思った。 今、この時間を目一杯楽しむ。全身で今を感じる。 そうするとその時間は、心のアルバムにいつのまにかコレクションされて、ふとした時に思い出すことができる、"思い出"になるよ

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若者は熱帯に迷い、自らを探す。
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若者は熱帯に迷い、自らを探す。

 列島に記録的な猛暑を呼び込んだ高気圧は、陽が暮れてもなおこの街の空に蓋をする。本来であれば、きっと港から吹き抜ける風が街に滞留した熱気を六甲山あたりへと運んでいくのだろう。  しかし、今宵は街路樹の葉一枚なびくことはなく、そのため幾分たりとも真昼の暑さが和らぐことはなかった。ましてや風の通らない中華街の路地裏に至っては、まるで全身を沸騰した泥の底に押し込められているようだった。 「それって贅沢なことじゃないか。」   耳の奥でかつての恩師の声が聞こえる。  コンクリ

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徒らに、空を見上げる-おざきゆき-

徒らに、空を見上げる-おざきゆき-

「意味のあることをしよう」 時々、自分自身を追いつめてしまっていることに気づく。 “全て説明できてしまう”ということは ある意味 “全てそれ以上にいけない”そんな、 つまらないような ことなのかもしれない。 そこに意志があるのか、 そこに意味があるのか、 だけではない。 意味もなく、徒らに見上げてみることで 見えてくる景色がある。 言葉にできなくて 意味も見つけられず、 そんなことの方が 実は、自分のほんとうを見つけてくれる時だってある。 おざきゆき 株式会社C

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Eternal blue-わたなべさき-
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Eternal blue-わたなべさき-

この紫陽花を見た時、 花の色は 移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに という句を思い出した。 小野小町の句だ。 長い雨が降る間に色褪せた花と自分の身を重ねて憂う歌なのだけれど、反対に、いつまでも色褪せて欲しくなかった気持ちも感じ取れる歌だと思う。 私も、できることならば、この見事な青をいつまでもみていたいと思った。 でも、そんなことはできないから せめてこの美しさが永遠にしまいこめるように、写真に写すのだ。 移ろうことが世の常だからこそ、この一

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シンメトリー婦人と過ごす秘密の夜会。-三宅弘晃-

シンメトリー婦人と過ごす秘密の夜会。-三宅弘晃-

 「左右対称」の異名を持つシンメトリー婦人は、毛足の長いファブリックソファからゆっくりと立ち上がると、紫に光るきらびやかなドレスを揺らしながら、屋敷に集まった紳士淑女達に語りかけた。  「人類の歴史において、『左右対称』ほど美しく、崇高で、完璧な景色は他に類を見ませんことよ。その証明に、玉座はいかなる時代も左右の景色が対を成すように作られているじゃありませんか。あらゆる線の先端が示す消失点の存在こそが、この世における最も高貴な威厳を象徴しているのです」  「御覧なさい。偽

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あれから、13年の月日が流れた。-三宅弘晃-

あれから、13年の月日が流れた。-三宅弘晃-

 初任給で買ったばかりのデジタルカメラを片手に、街灯の点り始めた山下公園を一人歩く。6月の潮風には一足早く夏の気配が混ざり、赤レンガ倉庫が見えてくる頃には首筋がじっとりと汗ばんでいた。  マリンルージュが船の名前だと知ったのは、つい先日のことだ。ハーバービューの部屋にも、ブルーライトバーにも縁がなかった僕にとっては、横浜を舞台にした大人のデートなど憧れ以外の何物でもない。だからこそ、その街の雰囲気に少しでも近づこうと、使い方もおぼつかない新品のカメラを持って横浜に繰り出した

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虹を待つ頃-おざきゆき-

虹を待つ頃-おざきゆき-

雨が降りそうで、降らない。 そんな曖昧な天気と、心がどこかリンクしている。 どうせなら、土砂降りになってくれたらいいのに。 どうせなら、霧すらも濃いような、そんな場所に行けたなら。 でも、晴れだけでは生きられないし 雨も、曇りも、全部があるから豊かさを知っている気もする。 良いわけではないかも知れないけれども、 良いか悪いかなんて、きっと 私にしか分からない。 だからこそ これで“もしかしたら”良いのかもね、なんて 私にそっと小さなご機嫌を渡してあげよう。 お

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花とおしゃべり-わたなべさき

花とおしゃべり-わたなべさき

かわいい花が風に吹かれていた。 花は言葉を話さないけれど、 なんだかとても気持ちよさそう。 「今日は良い天気だね。とっても気持ちよさそう」 カメラを向けると、花が喜んでいるように感じる。 この瞬間を残しておきたくて、 可憐に揺れる花たちに向けてシャッターを切った。 わたなべさき 会社員/フォトグラファー 雨の日にテンションが上がる人。 みんなが本当の想いを生き、心を震わせあう世界をつくりたいと思っています。

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